2024年4月26日に新潟発の地域航空トキエアの2路線目となる新潟−仙台線が就航しました。
その初便に新潟空港から実際に乗ってみました。
新潟空港です。
仙台空港行きの出発は7時35分です。
このようにディスプレイにも行き先に「仙台」の文字が表示されています。
ちなみに、新潟-仙台線の就航はこれが初めてではなく、26年前まで定期運航していたとのことです。
つまり、今回のトキエアの就航で26年ぶりに復活したということになります。
僕が空港に到着する前には就航記念のセレモニーも行われていたようです。
そしてやはり初便であることや26年ぶりの復活であることもあってか、空港内では報道関係者も多数集まっていました。
僕がチェックインしてる様子もガッツリ撮られてました(笑)
搭乗の時間になったので搭乗します。
搭乗する前に係員の方に上の写真のようなグッズをもらいました。
どれもオンラインショップで実際に販売しているもので、合計で3500円相当と思われます。
つまり3500円分お得になったということになるので嬉しいですね。
その中でもこのフライトタグは裏面が特別仕様になっていて、今回の就航を記念したものになっています。
ところで「KIJ」ってなんだ?と思って調べてみると、新潟空港の空港コードだそうです。
さらに「就航日搭乗証明書」も入っていました。
これは就航初日の便に乗った人にしかもらえないものです。とても嬉しいですね。
今回の僕の料金は最安値の9290円です。
この料金には仙台空港の旅客取扱施設利用料290円が含まれています。
搭乗率は90%ほどでした。
幸先の良いスタートだと思います。
ビジネス利用の人が特に多い印象でしたが、観光目的の人も乗っていました。
報道関係者や新潟県の自治体の職員と思われる人も何人か乗っていたようです。
定刻通り新潟空港を離陸します。
新発田のあたりから内陸へ入り、7時54分ごろには新潟県(関川村)と山形県(小国町)の県境上空に到達しました。
ここで機長さんからのご挨拶が放送されました。
8時1分ごろには山形県と宮城県の県境上空に到達し、まもなく着陸体制に入るとのアナウンスが流れました。
7時35分の離陸から30分かからないうちに着陸体制に入るとは、速いですね。
宮城県の海沿いの地域の上空を通り、一旦海のほうへ飛んで方向転換します。
仙台空港が近づいてくると、景色がはっきり見えてくるようになります。
奥のほうに見えるのが仙台市の中心部です。
定刻通りの8時20分に仙台空港に着陸しました。
所要時間は45分で高速バスや新幹線などと比べてもあっという間の到着です。
機体から降りたらバスに乗り換えて空港ビル内まで行きます。
仙台空港の到着ロビーでは宮城県の職員と思われる方や宮城県の報道関係者、ゆるキャラたちに出迎えられました。
到着した時に袋をもらいました。
中には観光パンフレット、コースター、ポストカード、ステッカー、ウェットティッシュなどが入っていました。
このあとは仙台空港アクセス線に乗って仙台駅へ向かいます。
仙台市はこれまでに何回か来ていて、観光地も大体のところへは行ってますし、今回特にやりたいことは何もなく、仙台市の中心部でお買い物をするにしても、仙台市の中心市街地にあるものは新潟市の中心市街地にほとんどあるのであまり意味がないと思い、
10時10分発の高速バス新潟行きに乗って新潟市へ帰ることにしました。
ちなみにこの便の料金は5500円で一番高い料金でしたが、翌日からゴールデンウィークであることもあってか、満席に近い状態でした。
このあとの便も同じように混雑しているか満席かのどちらかのようですので、やはり新潟〜仙台間の公共交通での移動需要はそれなりにあるのだとあらためてわかりました。
高速バスだと渋滞の影響で遅延することもありますが、飛行機であれば渋滞は関係なく移動できるので、そこは大きなメリットだと思います。
14時35分ごろに新潟市に着きました。
今回はトキエアに乗るだけの弾丸旅行になりましたが、とても楽しい旅行になりました。
今後トキエアでは2ヶ月後の6月末に新潟-名古屋(中部国際)線が就航予定とのことです。
JALやJRの新幹線よりも安い料金で名古屋へ行けるのは魅力的ですね。就航が楽しみです。



