2024年1月31日にめでたく就航したトキエアの新潟 - 札幌(丘珠)線ですが、僕は2月9日に乗ってみることにしました。
時刻表や料金プラン、就航初日の搭乗率や3連休を含む2月9日〜12日の搭乗率などについても触れつつ、搭乗記的なものを書いていきます。
動画も撮影しYouTubeにアップロードしておいたのでそれも併せてご覧ください。
<動画>
<時刻表>
上の画像の時刻表は2024年1月31日〜3月30日の時刻表で、この時期は毎週金、土、日、月の週4日、1日2往復の運航となっています。
ビジネス目的の利用よりも観光目的の利用に特化した時刻と言えるでしょう。
時刻表は時期によって変動しますので新潟空港の公式Webサイトやトキエアの公式Webサイトなどを確認してください。
<料金>
料金プランは大きく分けて3種類あります。
まず一番高いプランの「トキビズ」は料金幅が24000円〜29000円になっています。
出発当日まで予約可能で、予約変更が何回でも可能になっています。
座席数の制限もなく、全ての座席が満席になるまで販売しています。
一番おトクなプランの「トキトク」は料金幅が6900円〜19900円になっています。
出発予定時刻の72時間前まで予約可能で、予約変更は同一便の座席の変更以外はできません。
もし違う便に変更したい場合は一度予約をキャンセルしてキャンセル料を支払い、予約を取り直す必要があります。
販売座席数に制限があります。
予約状況や繁忙期などによって料金が変動しているようなので、1週間前や2週間前でもその時点で空席が多ければ最安値で予約を取れる可能性もあります。
「トキユニ」は12歳以上25歳以下対象のプランで12500円です。
出発予定日の3日前から出発予定時刻の60分前までの限定販売となっています。
販売座席数にも制限があります。
なお、料金プランは今後変わる可能性もあるのでトキエアの公式Webサイトを必ず確認してください。
<実際に乗ってみる>
新潟空港です。
新潟駅からリムジンバスに乗って8時30分ごろに到着しました。
天気はまずまずといったところです。
出発案内ディスプレイにも丘珠行きの案内がしっかり表示されています。
チェックインを済ませ搭乗券をもらいました。
出発20分ほど前に乗り込みました。
機内の様子についてはその3 機体の外観・機内の様子をご覧ください。
搭乗ゲートを通過後、スタッフさんに新潟のお菓子とお茶をもらいました。
就航記念の記念品ということで、数量限定配布となっているとのことです。
出発予定時刻から少しだけ遅れて出発し、新潟空港を離陸しました。
シートベルト着用のランプが消えてからは客室乗務員さんにジオラマペーパークラフトとクリアファイルをもらいました。
これも数量限定配布となっているとのことです。
しばらくは雲で覆われて下の様子が見えなかったのですが、
10時過ぎに雲が少しだけなくなり、下の様子を確認できるようになりました。
下に見えるのは山形県酒田市の酒田港です。
そして10時3分ごろ、山形県と秋田県との県境付近まで来ました。
写真の左に見えるのは鳥海山です。
この時に機長から放送で何時にどこの上空に到達するのかアナウンスがされました。
10時36分ごろ、海が見えます。
青森県と北海道との県境付近です。
10時38分ごろには北海道函館市付近に到達します。
10時48分ごろ、北海道登別市付近です。
左下に倶多楽湖が見えます。
10時58分ごろ、平野が見えてきました。
札幌市上空です。
11時14分ごろ、丘珠空港に到着しました。
機体そのものは小さくてコンパクトな感じですが、座席も乗り心地もとても良く快適で、楽しい空の旅になりました。
この便の僕の料金は12000円で、こんなに安いのにこんなに快適で良いの?と思うくらいでした。
時間に余裕があったので、空港内のレストランで昼食を食べながら機体の整備の様子から次の便の出発までの様子を見学することにしました。
丘珠空港は初めて来ましたが、結構小さくてコンパクトな空港ですね。
このあとは札幌市内観光をします。
<搭乗率について>
この記事の最後に搭乗率について書こうと思います。
まず、就航初日1月31日の搭乗率は以下のようになっていたとのことです。
新潟9時30分発→丘珠 98.6%
丘珠11時50分発→新潟 66.7%
新潟14時15分発→丘珠 38.9%
丘珠16時35分発→新潟 40.2%
予約開始が2週間前からでしたので、この日にすでに予定が入っていた人も多く、乗りたくても乗れなかったという人が多かったのではないかと思います。
しかも、そもそもこの日は平日で、世間では仕事をしている人がほとんどです。いきなり休みを取りたくてもなかなか取れないという人は多いでしょう。
平日ならビジネス利用も可能性としてあるかもしれませんが、すでに他社の飛行機を予約してしまっている人が多いかと思います。
上記の事情を考えれば、これはなかなかの搭乗率ではないかと思います。
「初日なのにこの搭乗率は厳しい」とかSNSで言っている人もいるようですが、それはそういう事情を一切考えないで発言している可能性があります。
@
B
@ 2月12日 新潟9時30分発丘珠行き A 2月12日 新潟14時15分発丘珠行き B 2月12日 丘珠11時50分発新潟行き C 2月12日 丘珠16時35分発新潟行き
それから少し経過した2月9日〜2月12日の搭乗率についてですが、僕が乗った2月9日の9時30分発の新潟発丘珠行きは50%くらい、2月10日の16時35分発の丘珠発新潟行きは40%くらいでした。
2月9日は金曜日で平日ですから、そのわりにはなかなか良い搭乗率だと思います。
2月10日は土曜日ですが、多くの人は土曜日の午前中に出発して目的地に到着し1泊か2泊くらいして帰るというパターンの人が多いと思うので、そういう事情を考えるとこれもなかなか良い搭乗率だと思います。
では、2月10日(土)〜2月12日(月・祝)はどんな感じだったのかというと、トキエアの公式Webサイトの予約ページをある程度進めると空席状況を確認できるのですが、70%〜80%くらいの便が多かったです。
上の画像は連休最終日の2月12日の空席状況ですが、多くの座席が埋まっていることがわかります。
とりあえずこの連休中の搭乗率は高水準であると言えますね。
この調子なら今後も高水準の搭乗率を維持できるのではないかと思います。



