
これまでに政令指定都市で運行している連節バスに乗車し紹介してきましたが、それ以外のいろいろな都市でも連節バスが走っています。
そこで、全国のどの都市でどれくらいの数の連節バスが走っているのか気になったので、頑張って調べて導入年表を作ってみました。

上の表は連節バスの導入年表です。
運行開始日、都市、路線、運行事業者、車両数、メーカーや車種について記載しています。
また、運行開始だけでなく、路線追加や路線変更、車両追加についても記載しています。
間違いがないようにしっかり調べて記載したつもりですが、もしかしたら間違えているところもあるかもしれません。その場合はご容赦ください。
日本国内で初めて連節バスが営業運転を開始したのは千葉市の幕張地域で、その後、神奈川県や岐阜県などでも運行開始していきました。
新潟市で連節バスが運行開始したのは2015年9月5日です。
それまでは他県の導入ペースは緩やかだったのですが、新潟市が運行開始した翌年からは全国各地で導入ペースが少しずつ加速しているのがわかります。
連節バスは2019年までは外国産のものしかありませんでしたが、2020年には国産の連節バスが登場しました。
その影響もあってか、2020年には4箇所の都市および路線で、2021年には10箇所の都市および路線で連節バスの導入および追加が行われていることがわかります。
2022年以降も順調に導入が進み、2024年以降も導入計画を予定しているところがいくつかあります。

上の表は運行事業者ごとに連節バス導入都市、路線、車両数をまとめたものです。
政令指定都市だけでなく、中規模都市や小規模都市でも導入していることがわかります。
特に太平洋側で多く、本州日本海側では新潟市だけであり、最北端が新潟市であることがわかります。

連節バスがここまでいろいろな地域で導入が進むのは、既存のバス車内の混雑緩和、団子運転や道路渋滞の解消、運転士不足の解消など様々な問題を解決することができるからだと思います。
新潟市でも連節バスの導入やBRTの開業により、様々な問題を解決し、バスの利用者が増加しました。
それから、新潟のマスコミは連節バスやBRTに対して批判して騒いでいますが、他県ではそうやってマスコミが大騒ぎすることがなかったことも要因だと思います。
新潟市よりも規模の小さい都市ですらそうやってマスコミが騒いでいないのですから、新潟のマスコミは連節バスやBRTに対して批判して騒ぐのは恥ずかしいのでやめてほしいと思います。
タグ:新潟市BRT
【新潟市BRT・新バスシステム・バス関連の最新記事】