政令指定都市の新潟市は空路の拠点性も本州日本海側で一番高く、本州日本海側にある他の空港と比べても路線数も行き先も便数も一番多いのです。
2024年からは新潟発の地域航空「トキエア」が就航することにより、さらに行き先や選択肢が増え、空路の拠点性が大幅に向上します。
<更新履歴>
2023年12月28日 記事内容修正
2023年2月2日 初投稿

まず新潟空港の現在の就航路線や行き先、本数、利用者数についてですが、以上の表のようになっています。
国内線については、札幌、成田、名古屋、大阪、神戸、福岡、沖縄の7都市9空港とを結んでいます。
東京(羽田)行きは上越新幹線や高速バスなどが強いためか1本もありませんが、その代わり大阪行きの本数は11往復もあります。
国際線については運休中で本数が掲載されていませんでしたが、中国、台湾、ロシアへの便が存在します。

さて、新潟空港以外の本州日本海側地域の空港についてはどのような状況なのでしょうか。
利用者数については青森空港、秋田空港、小松空港の方が多いですが、路線数や行き先、本数については新潟空港が一番多いことがわかります。
つまり、空路の拠点性については本州日本海側地域の中では新潟空港が一番高いです。
元々路線数や行き先のバリエーションがそこそこ豊富にある新潟空港ですが、2024年からは新潟発の地域航空「トキエア」が複数の路線を就航する予定になっています。
予定としては以下のようになっています。
・新潟 - 札幌(丘珠)(2024年1月31日就航予定)
・新潟 - 仙台(2024年4月予定)
・新潟 - 名古屋(中部国際)(2024年以降予定)
・新潟 - 神戸(2024年以降予定)
・新潟 - 佐渡(2024年以降予定)
札幌(丘珠)行きを皮切りに2024年から5路線就航予定になっており、これらが実現すれば新潟の空路の拠点性がさらに向上することになります。
この中で札幌(丘珠)と仙台、佐渡については今のところ行き先にないので交通手段の選択肢が増えることになります。
LCCという性質上、ANAやJALなどと比べて料金が安価なので、今までになかった客層の利用も見込めるのではないかと思います。
そういった点を考えるとトキエアは成功するのではないかと思っています。
トキエアが無事就航したらなるべく早く乗ってみたいと思っています。
そして今後ブログでもそれについていろいろ書いていこうと思います。



