
現在新潟市では複数のエリアで大規模開発が事業中、あるいは今後事業予定となっています。
この記事ではこのブログで建設状況を載せていない新潟駅周辺整備事業を含め、現在行われている・今後行われる予定の大規模開発についてまとめてみようと思います。
<大規模開発建設場所マップ>

<大規模開発一覧>
⓪ 新潟駅周辺整備事業

新潟駅在来線の高架化、新幹線と在来線の同一ホーム乗り換え、駅前広場の整備、高架下交通広場の整備、駅構内のリニューアル、新しい商業店舗の整備、周辺道路の整備などが行われています。
この中で2009年に南口広場の整備が、2018年に在来線2〜5番線の高架化と新幹線・在来線同一乗り換えホームの設置はすでに終わっており、あと4〜5年ほどで(一部の周辺道路整備を除いて)すべて完了する予定です。
現在の工事状況については当ブログで載せていませんが、新潟市の公式Webサイトのこのページでは詳しく載っているのでそちらをご覧ください。
なお、新潟駅旧万代口駅舎の解体工事の様子と今後の工事の計画についてまとめたものはこのブログで記事を作ってあるのでそちらをご覧ください。
@ 古町ルフル(古町通7番町地区再開発ビル)

古町通7番町にある旧新潟大和跡地とその周辺のビル群の再開発事業です。
建物は昨年2020年3月に完成しています。
今は建物の前の広場を整備しています。
A 万代シテイリニューアル・再開発

万代シテイバスセンタービルとシルバーホテルビルの耐震工事やリニューアル工事が行われています。
すべて完了するのは今年の秋頃の予定です。
この2つ以外にも新潟伊勢丹のリニューアル工事、旧JT新潟支店跡地と旧国土交通省新潟事務所跡地の再開発、八千代地区の住宅展示場造成、ラブラ万代の外壁塗装工事なども行われています。
B Dia Land(ディアランド)(上所3丁目旧中央卸売市場跡地再開発)

上所地域の旧中央卸売市場跡地でマンション3棟と戸建ての住宅街、郊外型の複合商業施設で構成される大規模ニュータウンが開発中です。
現在はマンション1棟と商業施設を含む敷地の半分が完成しており、現在はマンション2棟と戸建ての住宅街を含むもう半分のエリアを開発中です。
C アパホテル&リゾート〈新潟駅前大通〉・プレミア〈新潟駅 万代〉(万代5丁目大規模開発)

万代5丁目(流作場五差路付近)でアパグループの1001室の大規模ホテルと19階建ての分譲マンションが建設中です。
これこそが新潟市が大不況に強くなった証拠のひとつといえる開発事業です。
2008年のリーマン・ショックによる不況の影響で長い間建設計画が停止していましたが、2018年には建設が再燃し、今はリーマン・ショックをはるかに上回るコロナ大不況であるのにもかかわらず、予定通り建設が進んでいます。
D 新潟駅南口西地区開発事業(&新潟駅南口中長距離バスターミナル)

新潟駅南口の西側にある広大なコインパーキングとなっているエリアでは来年度の2022年度から30階建てのタワーマンション、10階建てのオフィスビル、立体駐車場が建設される予定です。
さらにその付近には高速バスなどが発着するバスターミナルビルも来年度の2022年度から建設される予定です。
それぞれ別の事業ですが、建設場所が隣接しており、建設時期もほぼ同時期であることから、当ブログではこれらの建設状況をまとめて載せていく予定です。
E 旧新潟三越跡地 再開発

西堀通にある旧新潟三越跡地では廣瀬(新潟市西区)と東京建物(東京都)で土地を50%ずつ取得し、共同で大規模な再開発を行う予定です。
今のところ分かっているのは、マンションと商業施設の複合ビルを建設する計画で、2027年か2028年ごろに完成を目指すとのことです。