
12月6日に福岡県北九州市に行って小倉駅、西小倉駅、八幡東区役所、八幡駅、黒崎駅などを結ぶ「北九州BRT」に乗りました。
このBRTのルートは元々路面電車(西鉄北九州線 砂津〜黒崎駅前間)が走っていたルートだそうで、導入背景は「人口減少、超高齢社会、バス乗務員不足に対応した持続可能な公共交通ネットワークの再構築を図るため」だそうです。
これって新潟市BRTと事情がほとんど同じですね。
そんな新潟市BRTと同じ事情で2019年7月22日に開業した北九州BRTについて、連節バスの車両の外観や車内の様子、バス停の設備、乗車記などについて書いていきます。
<概要・特徴>
・運行は西鉄バス北九州が担当する。
・車両はベンツ6台。
・乗車は中扉と後扉、降車は前扉(現金・交通系ICカードなど全て)と後扉(交通系ICカードのみ)。
・精算は後払いで精算方法は現金のほか、nimocaやSuicaなどをはじめとするそれらと相互利用可能な交通系ICカード全般が使える。
・専用レーンは導入していない。
<小倉駅→砂津>

福岡市から北九州市小倉へやってきました。
まずは北九州BRTの始発バス停の砂津バス停まで行きます。
ちなみに小倉駅の最寄りのBRTのバス停(小倉駅入口バス停)は小倉城口を出て徒歩3分くらい歩いたところにあります。




砂津バス停付近には「チャチャタウン」という商業施設やバスの駐車場にもなっている「小倉自動車営業所」があります。

連節バスはこの営業所に所属しているようで、何台か止まっていました。
<砂津→西鉄黒崎バスセンター>

17時10分発の黒崎(西鉄黒崎バスセンター)行きに乗ります。

車内はこんな感じ。








砂津を出ると、小倉駅付近、小倉城付近、西小倉駅前などJR日豊本線沿線を通り、金田陸橋西バス停を過ぎるとJRの線路から南西方向へ大きく外れたルートに入ります。
ひたすら西の方へ進み、「到津の森公園」という動物園や八幡東区役所前などを通ると八幡駅入口第一バス停付近からJR鹿児島本線の沿線を通ります。

18時ごろ、終点の西鉄黒崎バスセンターに着きました。
北九州BRTも前扉からだけでなく後扉からでもICカード限定ですが降車できます。




商業ビル併設のバスターミナルで、JR鹿児島本線黒崎駅に直結しており、周辺にも商業ビルや商店街などがあります。


このあとはJRを利用して小倉駅まで戻り、博多駅周辺で観光したかったので、博多駅へ行きました。