「海里」は新潟駅から白新線、羽越本線を経由して山形県酒田市の酒田駅までの区間を週末や連休などに運行するのってたのしい列車です。
2019年10月〜12月の「新潟庄内DC」開始にあわせて10月5日から運行開始したもので、新潟県と庄内の美食と羽越本線の景色を楽しむことをコンセプトとしています。
車両は新造のHB-E300系ハイブリッド気動車(新潟トランシス製)4両編成を使用して運行します。
ダイヤは笹川流れの最寄駅である桑川駅での停車時間が長く、笹川流れの区間にあたる桑川駅〜越後寒川駅で速度を落として運行する「通常ダイヤ」と桑川駅での停車時間は短いものの笹川流れの区間にあたる桑川駅〜越後寒川駅で速度を落として運行する冬季限定の「冬ダイヤ」の2つあります。
快速列車のため特急料金はかかりませんが、全車指定席のため指定席料金が840円、4号車の場合はびゅうの旅行商品専用車両のためプランによって料金がいろいろ設定されています。
この海里について、車両の外観や車内の様子、途中の停車駅での様子、景色、食事、売店で販売されているグッズなどをいくつかの記事に分けて載せていきます。
<目次>
【その0 出発セレモニー】


2019年10月5日の海里運行開始にあわせ新潟駅3、4番線ホームにて出発セレモニーが開催されていました。
そのセレモニーの様子や入線の様子などを載せていきます。
<出発セレモニー>


出発セレモニーは3、4番線ホームの東側(豊栄方面側)で行われていました。
写真はこの列車のコンセプトであるびゅう旅行商品専用の4号車車内で提供される食事を作る料理人の方々の挨拶の様子です。
<4番線入線の様子>
入線の様子は動画を撮影しましたのでそちらをご覧ください。
<入線後から発車まで>







見送りに来た人には2種類の手旗が配られ、手旗を振って見送りをしていました。
<その他>

新潟駅2階改札内コンコースのNewDays付近にはポスターが貼られています。

ホームで配られていた2種類の手旗のうち1つは海里の車両がプリントされたものです。


この日から海里の「Debut記念入場券」が1500円で1500セット限定で販売されています。
海里の停車駅の入場券10枚が入っており、車両の説明も記載されています。
発売箇所は10月5日は新潟駅のみどりの窓口のみ、10月6日以降は新潟駅、新発田駅、坂町駅、村上駅、鶴岡駅、酒田駅のみどりの窓口です。
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